路上

アスファルトで寝転んでみた。シンと静まり返る夜道の坂の上で
温度を徐々に失っていくアスファルトにコツコツとハイヒールが響く
星の瞬きも無い 遠くで走り去る車の音。
オレンジの街灯が照らす 暗闇からソレを救い出すように
つい昨日の事のようだと キオクを辿るがたいして重要な意味は無い。
起き上がり チョークで道路にラクガキをする。
夜空を渡る線路を 夢を運ぶ汽車を 大きなくじらを
大阪城の見える玉造の深夜 僕等は明日には無くなる夢を
本気で描いていた
そんなことを ふと 思い出した。

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