ハネムーン 11 バルセロナ

グラシア通りを北上すると、左手にカサ・バトリョが見えてくる。更に進むと右手にカサ・ミラが見えてくる。ここは御堂筋じゃないのかしら?と錯覚してしまうような風景だ。


街をブラブラしていたら、始めにバルセロナに降りたイメージが払拭されて、単純に楽しんでいる二人がいた。見る景色は、少し外国人が多い、東京の風景によく似ている。しかし違うのは、何百年も前からの建物が今も変わらず至る所にある。とても綺麗な街だが、凄く歴史を感じる。原宿表参道も青山を歩いても何百年の歴史を感じるのは難しい。だから、ここはバルセロナなのだ。

さてさて、二人は疲れたので地下鉄でカタルーニャまで乗り歩いてホテルに向かう。僕は、欧州サッカーに全く興味ないのだが、ここバルセロナはFCバルセロナという有名なチームがあり、本日はレアルマドリードとの試合だった。だからか、やたら背番号10番を着た人を見た。夜はレストランに集まり、オープンテラスでサッカー観戦。何処の店もそうである。点が入れば、タクシードライバーがクラクションを鳴らし、街中を歓喜が響く。ホテルに帰り着いて、ウトウトしていたら寝落ちていた。

ハネムーン 10 バルセロナ


地下鉄はリセウ駅まで15分くらいだったか、この地区はゴシック地区といい13〜14世紀の重厚なゴシック様式の建物が並ぶ地区だ。ミッチがここは絶対行きたいと行っていたので
グエルを早く切り上げこの地区をブラブラ散策した。ここは、、、思いのほか良かった。いや、かなりいい。ローマ時代から続く歴史と伝統、バルやレストランカフェもが賑やかであるが、ゆったりとした時を刻んでいる。なるほど、この地区は石畳に石の建物、路地もそんなに広くないので音の反響がすごくいい。逆に言えば、遠くの車の騒音は聞こえないし、ストリートミュージシャンのバイオリンが響き渡っている。お腹がペコペコの二人はミッチが行きたかった老舗のパエリアが美味しいというレストランに入った。ビールがうまい。コロッケのような物も食べ、パエリアは2人分は完全に失敗した!と思う大量の物が来た。美味しかったが、霞ヶ関のスペイン料理やで食べた物と違っていた。やはり本場は本場の味がする。僕の口は日本の味付けの方が好きだ。店内もオシャレで、オーナーが中々の気さくな方で丁寧に僕らの注文に付き合ってくれた。




そしてほろ酔いで街に再び繰り出した。海外はほろ酔いがちょうどいい。
ほろ酔いなれば全員友達さぁぁ〜
で、サン・ジャウマ広場を歩きバルセロナ守護聖人を祀るカテドラルに到着。完成までに150年かかったといわれるそれは、重厚で確かな存在感を放っていた。
こういう観光地前では、やたらと観光客に写真を撮って下さいとカメラを渡される。なかには、写真上手そうなんでお願いしますと言ってくる。ミッチが言うには、動き回って写真を撮る姿が確かに異質らしい。分からないが、らしい。というわけで、ここカテドラル前でも親子やカップルの写真を撮った。いいよいいよーもっと寄ってーそうそうーいいねーはい3、2、1 オッケー!よし!いいよ もう一枚いきます!。。と言った具合だ。


ゴシック地区に点在する歴史的モニュメントの一つピカソの壁画。
普通に町中にピカソの作品があるなんてなんて素敵なんだ。




ゴシック地区からグラシア通りを北上、カタルーニャ広場を抜けてカサ・バトリョとカサ・ミラを見に行く。グラシア通りはハイブランドも立ち並ぶメインストリートだ。

ハネムーン 09 バルセロナ

サグラダファミリアを後にした僕らが次に目指したのは、グエル公園だった。
タクシーを捕まえようとしたが、サグラダファミリア付近は人がごったがえしていたので
ちょっと離れたところで捕まえないと、動かんようなる!と僕が言い張って歩き出した。
しかしいざ捕まえようとしたら、全然捕まらず、タクシーは通るのだが、
既にサグラダ〜グエル公園までの客が乗っているし、一方通行が多い。
で、結局上り坂を3キロくらい歩いてしまった。ごめんミッチ。とにかく日差しが強いので、飲み物を買って汗だくになりながら辿り着いた。僕らのように歩いているカップルもいたが、ベターではない。しかしなかなか良い経験だった。
グエル公園に着いたんだけど、果たしてあのカメレオンは何処にあるのだろうと、疑問を抱いた。僕はほとんど下調べ無しだったので、園内地図を見ても、全くピンっとこなかった。きっと山のてっぺんにあるだろうと勝手に思い込み、ガウディが作ったその庭園を見学しながら上っていった、てっぺんには広い広場があり、犬を走らせていた。。。?!!!あれ?!カメレオンいなーい!ま、バルセロナを一望する景色を見れたのでいっか。

さて、気を取り直して公園を下っていく。水を売ってくる黒人、変な雑貨を販売してるおじさん、ギター演奏する人、タンクトップでサングラスのブロンド女性、駆け抜ける犬。おおお、っぽいぞ。ここだここだと、ほんとサラッと見学(ほぼ通過)あ、カメレオンもおった。そうそうこれこれ、見た事あるやつや(サラリと通過)その勢いで、地下鉄レセップス駅へ向かう。




おったおった、こいつ!頭をポンポン叩いて通過


サグラダファミリアの後だったので、完全に感動薄まっていたが、グエル公園は広くて独特な景観を持つ公園だった。地下鉄に乗ったら、ミッチが日本人青年と話していた。彼は関東の大学生でサッカーを追っかけてヨーロッパを回っているのだそうだ。とてもたくましい青年だった。

ハネムーン 08 バルセロナ

サグラダファミリは基本的に、日本で入場チケットをとっていく必要があります。その辺はミッチが完璧にリサーチし、もう既にチケットを持った状態で、涼しい表情全開で長蛇の列の脇を抜けてスルッと受け付けへ。そこでエレベータの入場券を購入。ここで買っておかないと後々ややこしくなるらしい。。とミッチに言われていた。で、ついに入場

おおおお。ガウディーの旦那さんよ。。。あんた、、なんちゅうもん。。。創ってくれたんだ。。。ま、まったくわかんねー。。。?!!!けど
奴さんよ。。。あんた、スゲーわ。理解を超越してる
表と裏の表情全く違う。切り取る場所によって全く違う建物に見える


KAMI キターwwwwwwwwwwww!!!!!


世界各国の言語で書かれた扉。われらの父つまりはキリストの事でしょうか

もう僕には、甲殻類の何かにしか見えません。






天井がスゴかった。枝分かれしたその先に花畑が広がる。
植物の中にいるような、人間のちっぽけさを感じた。

時間帯によって照らされる柱や床が違う。
光の交差によって更なる幻想的な世界へと誘われていく。





普通ツアーで行くのであれば、1時間そこらで見学するらしいのだが、僕らは何せ個人旅行なので時間の縛りが無い。飽きる迄、行ったり来たりした。気づいたら3時間以上見ていた。にしても、飽きない。見尽くせない。細かい。流石多くの人たちの手によって創られているだけあって、細部のディティール迄こだわっていてそこを発見する歓びや、誰にも言いたくない秘密も多く隠してある。
入場して僕らは運良くすぐにエレベータで展望台へ。ミッチ曰くこんなラッキーな事は稀らしい、僕は何も知らないので当たり前に進んでいたが。。。展望台からは建設中の現場が見えたり、バルセロナの町を一望出来た。そこからはぐねぐねと階段があるが、皆は大体またエレベータで下っていく。階段で降りるのは大変そうだからである。しかーし!絶対階段で下るべき。下っていくと、ふ、と絶景に出逢うのだ。ここが本当の展望台で、バルセロナを一望出来る踊り場なのだ。そこから更に進むと、手摺の無い恐ろしい螺旋階段が待ち受けている。壁側には一応それらしいのがあるので気をつけて下っていく。この螺旋こそ、よく写真集に載っている螺旋なのだ。なぜエレベーターで下っちゃったんだろうあの人達。で重い扉を開けば、館内に出る。
それはそれは天井が高く。ステンドグラスの七色の光が幹のような柱を順々に染めていく。天井を見上げると、、もうわけ分からん。
その壮大さ故、きっと信仰心の無い者も、「神」の存在をきっと感じる事が出来るだろう。
僕らは本当にじっくりと、これを味わった。細胞のひとつひとつにこの景色を焼き付けて大満足した。もう、ちょっと飽き始めるくらい。。。で、次行こうか!ってな訳で外へ出た。東側の公園に行き池を挟んだベストショットポイントに向かい、儀礼的に観光した。
しかし、やっぱりあの迫力は未だ見た事の無いものだった。是非とも完成したら見に行きたいと思った。

ハネムーン 07 バルセロナ 

本日はサグラダファミリアを観光する予定。
朝、ホテルで朝食。バイキング形式だが料理が沢山でどれも美味しい。
生ハムやメロン、ミニッツメイドミックス。サラダはドレッシングは無く、オリーブオイルとバルサミコと塩が基本らしい。少しの酸味だけで食す野菜は、なんだか健康的に思えた。準備をして地下鉄のウニベルシタット駅へ向かった。バルセロナ市内の道路は大きく歩道も広くとられている。プラタナスの並木が続き、自転車用の車道も作られている。歩道脇に大きなゴミ箱のタンクがあり、待ち行く人が蓋を開いてゴミを放り込んでいる。


駅について、改札を通ったがいくら待てど列車は来ない。。。ホームに人がどんどん増えてくる。うーんおかしいと思って、電光掲示板を見てもさっぱりだ。おそらく、事故かなにかで停まっているのであろう、ホームから階段を上がり出て行く。僕達も地下鉄を諦める事にした。と、同時に非常事態に外国人はどんなに不安だったであろうかと、東北大震災を思い出した。異国の地で、体験する未知の恐怖はきっと大変だったろうと思った。
さて、地下鉄がダメならタクシーだ。停車中のタクシーのおじさんにサグラダファミリアに連れってってくれ!と頼んだが、スペイン語でペラペラペラペラーペラペーラペラペラ。ペラペラペーラ、ペラペラペーラペーラと言われ。。。だいたいおじさんは、こっちが全く分からなくてもおかまい無しでガンガン話してくる。ごめん、何言っとるか全然分からへんわと言うと、更に勢いを増してペラペラペラペラーペラペーラペラペラ。ペラペラペーラ、ペラペラペーラペーラペラペラペラペラーペラペーラペラペラ。ペラペラペーラ、ペラペラペーラペーラペラペラペラペラーペラペーラペラペラ。ペラペラペーラ、ペラペラペーラペーラペラペラペラペラーペラペーラペラペラ。ペラペラペーラ、ペラペラペーラペーラ。。。でつまり、オレは行けないけど。ほら、あそこ見えるか?あそこにいるタクシーあれ!あのタクシーの兄ちゃんに聞いてみてくれペラペーラ!!と言っていた。グラシアスおっちゃんと言い残し二人でタクシー迄走る。右腕刺青のおじさんのタクシーに乗った。サングラスでガタイもよく、こりゃーボッタクラレテも何も言えないっすと覚悟したが。いや、待てよよく見ると車内の所々に、ぬいぐるみであったり(使用感有り)子供用のおもちゃがある。皆さーん!!この人絶対いい人!!!!と確信し。と思ったら、普通にサグラダファミリア着いた。ずーと、一文字の口をニヒルに微笑みチップを受け取るヒゲダンディー。これで、子供におやつを。。。アディオス

でたな、サグラダ!桜田!!で、でかい

ハネムーン 06 カダケス

この街は犬の糞がゴロゴロ転がっている。後にバルセロナも、パリもそうである事を知った。僕らは満足に来た道を戻り、バスターミナル迄戻りバルセロナ北ターミナル迄のチケットを買って、また町を散策した。とても良い町だった。









海沿いのシーフドレストランで、タパスとチーズピザとビールを飲んだ。地中海で獲れたて魚介は最高だったムール貝も美味しかった。17:00発のバルセロナ北行きのバスに乗った3時間くらいバスに揺られて帰ってきた。途中車窓から夕日を見たのが19時過ぎだったのでコチラは日が長いなあと思った。
そして、二人は遂に地下鉄に乗る勇気が出た!T10というお得なチケットがある。10回乗り放題なのだ。スペインもフランスも距離ではなく、地下鉄は定額なのだ。カタルーニャまで行きたかったのだが、、、間違えてサンツに着いてしまった。とりあえず、スーパーマーケットに行き水とか買って、サンツからウルジェイまで地下鉄に乗った。ホテルまで辿り着き、二人は満足して就寝。2日目にしてスペイン楽しくなってきたぞ。