朝起きて、ホテルのロビーで今日の予定をたてた。とはいえ、とくに予定は無いので今日もゆっくり過ごす予定だった、街をブラブラ歩くだけで僕らは楽しいし、しかしせっかくなので色々見たいという気持ちもあり、ここで予定を立てているのだが。。。
よし今日はとくに予定もなく出発だ。
まず、モンパルナス墓地の横を通りモノプリに行き、お土産を見て回った。一端ホテルに戻り、ムッシュジョルジュの花屋に顔を出した。予定が無いので、何か情報を貰おうといわば日課の様になっていた。相変わらず店内の世界観と瑞々しい花々が所狭しと並んでいて、また朝からスタッフ一同忙しそうに働いている。来客も頻繁で、狭い店内をかき分けて入ってくる。こんな忙しい中でも、Tさんとムッシュは相手をしてくれる、申し訳ない気持ちである。
フランスでは、お葬式の際の花は日本の菊だけとは違い、カラフルなのだそうだ小さな女の子が亡くなったら小さくてカワイイピンクのバラをそえる。明るく元気な人には明るく元気な花束を。人の家に遊びにいく時には、日本でいう手土産として花束がポピュラーである。そして、花を家に飾る文化があるので、それこそ家用の花を買いにくる人もいるし、「昨日おたくで買った花がもう枯れてしまったわ!どうしてくれるの?」と文句を言いにくる客には、ムッシュが「うちの花は、ほらご覧(同じ花を一本取り出して)こんなに元気だ!アナタの手入れが悪いんじゃないか!」と本当、形は違えど花に対する愛情が深いんだなあと感心した。
それから、クレープリーを食べにすぐ近所の有名店に行ってみた。クレープリーは卵やチーズの入った塩味のクレープで、モンパルナスにはクレープリーの通りがある程人気なのだ。残念ながら行列ができていて、時間はあるが並んで食べる程の意気込みは無く、かといって隣のガラガラの店も嫌だし、雨宿りしていたらちょうどテイクアウトのクレープ屋の前だった。ビジネスマンや若いカップルやおばさんが並んで買っている。ここで食べようかと二人で順番を待った。しかし、基本どういうものなのか分からないし、しかしカップルは美味しそうに食べているし、よし、同じものを食べようと、ミッチがカップルに「それは、このメニューのどれ?」と質問していたら、そこに並んでる客も含め全員がこれ!!!と指差した!「!!??」僕らがあまりにも注文出来なかったので、みんな心配で教えてくれたのだ、二人で苦笑してメルシーと言い。おじさんに卵とベーコンとチーズのクレープと、マロンペーストのクレープを注文した。おじさんは頑固そうだが、ふと店の表を見ると日本の雑誌の切り抜きがある、地元紙の特集記事も貼ってあり、このお店そこそこ有名なんじゃん!ちゃっかりおじさんも写っているし。
これが!?めちゃめちゃ美味しい!出来立てで、モチモチしているし生地全体にチーズが山盛りでとろけて、ベーコンの塩味と卵のマイルドさで毎日これでいいんじゃないかと思うくらい美味しかった。栗クレープも温かいデザートでモチモチしてこれは並ぶなあと、二人で美味しく頂いた。先程激しかった雨はようやく小雨になりもう一度花屋に戻った。


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